2026-04-25🥐第21回「LVMHは、皇帝なしで回る帝国になれるのか?」LVMHは高級ブランド企業である前に、フランス経済を支える巨大な装置になった。株価下落の奥で市場が見始めたのは、高級品の売れ行きではなく、ベルナール・アルノーという皇帝が退いた後もこの帝国が制度として回るのかという問いだった…。
2026-04-11🥐第19回「高校ランキングの発表。しかし、高校選びで、すでに将来は決まるのか?」高校ランキングは、つい順位だけを見てしまう。だがフランスでは、その順位の裏に、Affelnet、IPS、公私の分岐、そして家庭の経済力による選択肢の差まで折り重なっている。高校選びは、学校選びである前に、制度と将来設計を読む作業なのではない...
2026-03-28🥐第17回「マクロンが提唱する巨大空母建設は、本当に必要なのか?」マクロン大統領が発表した次世代空母「フランス・リーブル」。1.9兆円という巨額予算を投じる背景には、単なる威信を超えた「ド・ゴール将軍以来の執念」がある。しかしアメリカの消耗と中国の台頭が交差する2026年の世界で、フランスが選んだ「自立」...
2026-03-21🥐第16回 「カンタン・ドゥランク事件を乗り越え、なぜ極左は支持を広げるのか? 」今回の地方選挙で『極左の終焉』という予想は、完全に裏切られた。カンタン・ドゥランク事件の闇を突き抜け、大躍進したLFI党。いったいなぜなのだろう。
2026-03-14🥐第15回「あなたならどうする?パリ市長選、もし、あなたに選挙権があったなら」【後編】前編では、パリ市長選が「市長を直接選ぶ選挙」ではなく、議会の多数派をつくる選挙であることを見た。後編では各候補の主張を「自治体の権限」「市と区のズレ」「ボーナス議席の意味」「27年大統領選へ向けた意味づけ競争」という4つの視点から整理する。
2026-03-07🥐第14回「あなたならどうする?パリ市長選、もし、あなたに選挙権があったなら」【前編】6年ごとの地方議員選挙。それに伴い、パリ市長が交代する。しかし、市長選は直接選挙ではなく比例代表。しかも今回からルールが変わる。あの人になってほしい?、もしくは、あの人だけはなってほしくない?なら、いったいどの政党に票を入れるか。あなたなら...
2026-02-28🥐第13回「バカロレアというブランドはもう構造的に崩壊してるのか?」調べてみてビックリ。フランス教育の構造的疲弊、政治主導の改革が生む歪み、そしてバカロレアの形骸化の正体を徹底解剖。
2026-02-21🥐第12回「学生運動家のリンチ事件、極右と極左の衝突。これは単なる殺人事件ではなくなった?!」今回、フランスのリヨン(Lyon)で、極右よりの若者が、極左よりの若者たちによって殺害された。リヨンの路上で起きたリンチ事件は、単なる「乱闘の悲劇」で終わりそうにない。むしろ、街頭対立が『政治の資源』へ変換されていく過程が、今回はっきり見え...
2026-02-14🥐第11回「フランスの住宅エネルギー性能証明書(DPE)の分類、A〜Gランクは幻想か?」2026年の1月1日から変更になったものがもう一つ。それは、フランスの不動産に科された「エネルギー性能証明書=diagnostic de performance énergétique)」、いわゆるDPEの基準。これにより、一夜にして、約7...
2026-02-07🥐第10回「フランスの15歳未満SNS禁止法は『効く』のか?」未成年者を対象と言いながら、突き詰めていくと、この法律は実は、全員にかかわってくる。なぜ「未成年を止める法」が「全員の年齢確認」へ必然的に滑っていくのか? 中国などにおける「顔認証」の統制にフランスは踏み切るつもりなのか!?